庭づくり

自宅の庭に最適なサッカーネットを設置!選び方とDIY施工のコツ

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自宅の庭で静音リバウンダーを使ってパスとトラップの練習に励む日本の少年。

こんにちは。お庭マエストロ、運営者の「なおと」です。

自宅の庭でサッカーの練習ができたら最高だな、と思ったことはありませんか。

お子さんが自主練習に励む姿を応援したい親御さんや、自分自身の技術向上を目指して庭にサッカー用のネット環境を整えたいと考えている方はとても多いです。

しかし、いざ設置しようとすると、どんな製品を選べば失敗しないのか、近所にボールが飛び出してしまわないか、蹴ったときの打撃音で近隣トラブルにならないかなど、たくさんの疑問や不安が出てきますよね。

安く抑えようと自作(DIY)を検討してみたり、しっかりした外構工事をプロに頼むべきか悩んだりと、選択肢が多いからこそ迷ってしまうものです。

そこで今回は、自宅の庭にサッカーネットを設置したいとお考えの方に向けて、製品の選び方から騒音・飛散対策、自作やプロ施工のポイントまで詳しく整理してみました。

この記事を読むことで、ご家庭の庭のスペースや予算、練習内容にピッタリ合った最適なサッカーネット環境を見つけることができますよ。

ポイント

  • 庭の広さや練習目的に合わせたサッカーネット製品の選び方
  • 静音性や耐候性を考慮したフレームやネット素材の比較ポイント
  • パイプを使った自作(DIY)手順とプロの外構施工の違い
  • 住宅街でも安心して練習するための近隣トラブル防止策

自宅の庭にサッカーネットを選ぶコツと種類

庭に練習環境を作るぞと思っても、市販されているネットやゴールにはさまざまなタイプがあります。

まずはどんな種類があるのか、自分の目的に合うものはどれなのかを把握しておくことが大切ですよ。

パス練習に最適な静音リバウンダー

一人でトラップやパスの反復練習をしたい場合に活躍するのが「リバウンダー(リバウンドネット)」です。ボールを蹴り込むと、ネットの反発力でそのまま自分の方へ跳ね返ってくる仕組みになっています。

昔ながらの「壁当て練習」だと、ブロック塀や外壁にボールが当たったときに「ドスン」「バシッ」とかなり激しい音が響いてしまいますよね。これが原因で近所迷惑になってしまうケースは非常に多いです。

その点、リバウンダーはネット全体がしなることでインパクトの衝撃を吸収しながらボールを跳ね返します。そのため、打撃音を劇的に抑えた静音トレーニングが可能になるんです。

角度調整機能がついているタイプなら、ゴロのパスだけでなく、浮き球のトラップ練習も自由自在。限られた敷地内でも非常に効率的な練習ができるため、住宅街の庭には特におすすめのアイテムですよ。

庭の圧迫感を抑えるポータブルゴール

シュート練習をしたいけれど、大きなゴールを常設すると庭が狭くなってしまう……とお悩みの方には、ポータブル式の折りたたみゴールがピッタリです。

最近の組み立て式ゴールは非常に進化していて、ワンタッチで折りたためる構造のものや、フレームを解体して専用のバッグに収納できるポータブルモデルがたくさん販売されています。

ポータブルゴールのメリット

  • 練習が終わったらすぐにたたんで保管できるので、庭の景観を損なわない
  • 車に積み込んで公園やグラウンドに持ち出して使うことも可能
  • 横幅1.5m前後のミニサイズなら、駐車スペースの横など限られた空間にも収まりやすい

常設する必要がないため、普段は家族で庭を広く使いたい場合や、台風などの強風時にサッと片付けたい場合にとても使い勝手が良いですよ。

ボール飛散を防ぐ大型防球ネット

大きなゴールで思い切りシュートを打ちたい、あるいはミドルシュートの練習をしたいという場合、ゴール単体だけでは不十分なことがあります。万が一シュートが枠を外れた際、隣家の窓ガラスを割ってしまったり、車に傷をつけてしまったりしたら大変ですよね。

そうしたボールの敷地外飛散を物理的に防止するために設置するのが「大型防球ネットシステム」です。

庭の外周や隣家との境界線に沿って幅3m〜9m、高さ3m以上の大型ネットを設置することで、飛び出し事故のリスクを根本から防ぐことができます。設置方法や必要な資材を詳しく知りたい方は、庭ネットを自作してボールの飛び出しを防ぐ方法も参考にしてみてください。

固定方法にはロープで既存の柱やフェンスに結ぶタイプから、地面に自立させるフレーム付きのタイプまで様々あります。強烈なシュートを打つお子さんや中高生以上の選手がいるご家庭では、安心感を確保するための必須設備と言えますね。

屋外使用でもサビにくいフレーム素材

サッカーネットを庭に常設したり、長期間外に置いておいたりする場合、絶対にチェックしておきたいのが「フレームの素材」です。雨ざらしになる環境では、素材選びを間違えるとあっという間にサビが発生して壊れてしまいます。

一般的なフレーム素材の特性をわかりやすく表にまとめてみました。

素材 耐候性・防錆力 重量・安定感 打撃音・振動 主な特徴
UPVC(高強度樹脂) 極めて高い(錆びない) 軽量〜中量 静か(衝撃吸収) 完全雨ざらし可能。住宅街に最も向きやすい
アルミ 非常に高い(サビに強い) 中量(扱いやすい) やや響く 耐久性と軽さのバランスが良く長持ちする
スチール(鉄) 中程度(傷からサビる) 重厚(風に強い) 高い金属音が響く 頑丈だが塗膜が剥がれるとサビやすい
グラスファイバー(FRP) 高い(腐食しない) 極めて軽量 静か(よくしなる) 持ち運び用に最適。常設より簡易設置向け

出しっぱなしで使用したい場合は、水に強く完全に防錆できるUPVC(高強度樹脂)アルミ製を選ぶのが賢い選択です。

スチール製を選ぶ場合は、傷がついた場所からサビが進行しやすいので、使わないときは屋内にしまうかシートをかぶせるなどの配慮をしておくと長持ちしますよ。

住宅街の打撃音を緩和する静音素材

近隣トラブルの予防において、ネットの素材だけでなくフレームの材質による「音の違い」も重要なポイントになります。

スチールなどの金属製フレームは、ボールが直接当たった際に「キン!」「カン!」という非常に甲高い金属音が近隣に響き渡ってしまいます。

この高音域の音は遠くまで届きやすく、不快に感じられやすい傾向があるんです。

打撃音を抑えるための素材選びのヒント

フレームにしなりがあるUPVC樹脂グラスファイバー素材は、ボールの衝撃を柔らかな振動へと変えてくれるため、甲高い金属音が発生しません。打撃音が「ポスッ」という低い音に緩和されるため、住宅街での練習には非常に適しています。

また、ネット本体の糸の太さや編み方にも注目してみましょう。ポリエチレン(PE)製の無結節(結び目がない)ネットで、糸の太さが2mm以上あるものを選ぶと、耐久性を維持しつつ衝撃音をしっかり吸収してくれますよ。

自宅の庭にサッカーネットを設置・自作する方法

市販品では庭の変形したスペースにピッタリ収まらない場合や、もっと予算を抑えて本格的な防球空間を作りたい場合には、自作(DIY)や専門業者による施工という選択肢があります。

ここからは、それぞれの施工ポイントについて具体的に見ていきましょう。

パイプと固定金具で防球枠を自作

日本の住宅の外壁に沿った庭の隅で、DIYによって頑丈な防球ネットの骨組みが組み立てられている最中を捉えた横長の画像。

DIYでサッカーゴールや防球ネットの骨組みを作る場合、定番の資材となるのが矢崎化工の「イレクターパイプ」や、建設現場で使われる「単管パイプ」です。

これらを使うと、庭の縦横の寸法に合わせてミリ単位でジャストサイズの枠組みを組み立てることができます。

自作を成功させるための組み立てと接合のコツは以下の通りです。

  • イレクターパイプの場合強度が必要な枠組みには専用接着液(サンアロー接着液)を用いてプラスチックジョイントを接着する。角度調整したい部分や解体する可能性のある箇所には、ボルトとナットで締め付けるメタルジョイントを使う(出典:矢崎化工株式会社「イレクターとは?」)。
  • 単管パイプの場合重量と強度が非常に高いため、クランプや専用ジョイントで強固に連結する。角部に補強材(筋交い)を入れることでグラつきを防止する。

資材のカットやジョイントの締め付け作業にはある程度の労力がかかりますが、自分の庭に完全にフィットする頑丈な防球枠を作れるのがDIY最大の魅力ですね。

開閉できる構造にしたい場合は、庭にカーテン式防球ネットを自作する方法もあわせて確認しておくと、レール式やワイヤー式との違いを比較できます。

強いシュートに耐える基礎とネット張り

自作する際に最も気をつけなければならないのが、「風対策」「球圧対策」です。

強いシュートが何度も当たったり、強風を受けたりすると、固定が甘い骨組みは簡単に倒壊してしまいます。

DIY時の事故防止チェックポイント

  • 地面が土の場合は、穴を掘ってコンクリートU字溝や半ブロックを埋め込み、支柱を挿入してモルタルで固める「地中基礎」を作る。
  • ネットを張る際は、耐候性の高いナイロン製結束バンド(インシュロック)を使い、上部から均一に引っ張りをかけながら固定する。
  • コーナー部やジョイント周辺はボールが突き抜けないよう、ネットの端を数マス分重ね合わせて「のりしろ」を作っておく。

特に台風の季節などは、ネットが風を受けて帆の役割を果たし、全体が持っていかれてしまう危険があります。固定具には妥協せず、しっかりとした基礎工事を心がけましょう。

プロの外構工事で庭全体を覆うポイント

「どんな強力なシュートでも絶対に外に飛ばしたくない」「庭全体を鳥かごのような箱型ネットで完全に囲いたい」という場合は、お庭やエクステリアの専門業者に外構工事として施工を依頼するのが安心です。

プロ施工の強みは、建築構造物レベルの圧倒的な安全基準と耐久性にあります。

地中深くしっかりと打ち込まれたコンクリート基礎に頑丈な金属支柱を立て、立体的に縫製された大型ネットを被せるように施工するため、10年以上にわたって常設して使い続けることができますよ。

設置方法や規模による一般的な違いを比較表にまとめてみました。

項目 既製品ポータブル型 DIY(単管・イレクター) プロの外構施工
導入費用の目安 約3,000円〜35,000円 約10,000円〜50,000円 数十万円〜(規模による)
施工・準備期間 即日(数分〜) 1日〜2日程度 数日間〜
耐用年数 1年〜3年程度 3年〜5年程度 10年以上
飛散防止力 ゴール周辺のみ 設計した枠の範囲 360度・天井を含め完全遮断
撤去のしやすさ 非常に簡単 分解作業が必要 簡単には撤去不可(常設)

費用は大きくなりますが、安全面でのリスクを完全にゼロにしたい場合や、競技志向で毎日激しい練習をする場合にはプロ施工を検討してみる価値が十分にあります。

積雪や風に強いメッシュサイズの選び方

外構工事で大型防球ネットを張る際、見落としがちなのが「網目の大きさ(目合い)」の選定です。

サッカー専用の大型ネットとして施工する場合、プロの現場では「100mm(10cm)目合い」という大きめの網目がよく採用されます。

100mm目合いを選ぶメリット

  • 冬場に雪が降っても網目に積もらず通り抜けるため、雪の重みでネットや支柱が崩壊しない
  • 風通しが良いため、強風時の風圧を受けにくく倒壊リスクが下がる
  • 使用する糸の量が減るため、ネット自体の資材コストを抑えられる

ゴルフや野球用の細かい網目(37.5mmなど)にしてしまうと、雪がネットに積もって全壊してしまう危険があるんですね。サッカーボールは直径約22cmありますから、100mmの網目でもすり抜けることは絶対にありません。気候条件に合わせた網目選びはとても重要ですよ。

隣家との摩擦を防ぐ騒音とマナー対策

リバウンダーなどの静音ネットを活用したり、ネットの裏面に「ブレスワイヤー」と呼ばれるワイヤーを通す施工を行った防球ネット。

どれほど立派なネット環境を整えても、近隣住民の方々とトラブルになってしまっては安心して練習ができませんよね。住宅街でのトラブルの主な原因は、打撃音・大声・ボールの飛散の3つです。

ハード面での対策としては、先ほどご紹介したリバウンダーなどの静音ネットを活用したり、ネットの裏面に「ブレスワイヤー」と呼ばれるワイヤーを通す施工を行ったりするのが効果的です。ワイヤーを一本通すだけで、ボールが当たったときのネットの過度なたわみを抑え、背後の壁や境界フェンスに激突して大きな音が出るのを防いでくれます。

そして同じくらい大切なのが、ソフト面でのルール作りとマナーです。環境省も生活騒音対策として、時間帯への配慮、音を漏らさない工夫、音の小さい機器の選択、ご近所との付き合いを大切にすることなどを案内しています(出典:環境省「互いの思いやりで騒音のない社会を」【PDF】)。

家庭で決めておきたい練習マナー

  • 早朝や夕方以降の練習は禁止し、明るい時間帯(例:10:00〜17:00など)のみに限定する
  • 保護者や指導者が大声を上げて指示を出したり、ホイッスルを鳴らしたりしない
  • 万が一ボールが隣家に入ってしまった場合は、勝手に侵入せず必ず挨拶をして取らせてもらう

日頃からご近所さんと良好なコミュニケーションを取りつつ、配慮を持って利用することで、お互いに気持ちよく過ごせる環境を保つことができますね。庭で行うスポーツの騒音対策やトラブル時の考え方については、庭での練習がうるさいと感じられる原因と騒音対策も参考になります。

自宅の庭でサッカーネットを活用するまとめ

日本の住宅街にある、隣家との境界に背の高い大型防球ネットシステムが設置された庭を捉えた横長の画像。

ここまで、自宅の庭にサッカーネットを導入するための選び方や施工方法、騒音対策について詳しくご紹介してきました。

ネット環境の構築は、ただボールを受け止める道具を用意するだけでなく、近隣への配慮や安全性の確保まで含めてトータルで計画することが成功の鍵となります。

最後に、今回のポイントをおさらいしておきましょう。

自宅の庭にサッカーネットを導入するまとめ

  • 目的に合わせる:省スペースなら静音リバウンダー、手軽さ重視ならポータブルゴール、飛散防止なら大型防球ネット
  • 素材を吟味する:出しっぱなしなら防錆性に優れたUPVCやアルミ製、静音性を高めるなら柔らかな樹脂・グラスファイバーが最適
  • 設置方法を考慮する:手軽な既製品、ジャストサイズで作るDIY(単管・イレクター)、圧倒的耐久性のプロ施工(箱型工事)から選択
  • 積雪・風対策:大型ネットを常設するなら、雪が抜けやすく風圧を逃がす100mm目合いが安全
  • 近隣マナーを守る:練習時間帯を日中に限定し、打撃音や大声を抑えるルールを決めて運用する

ご家庭の予算や庭の広さ、そしてお子さんの成長段階に合わせた最適なサッカーネット環境を整えて、ぜひ楽しく安全な練習時間を叶えてくださいね。

なお、製品の耐荷重データや施工にかかる正確な費用・契約条件などは時期やメーカー、施工業者によって変動します。購入や施工を検討される際は、必ずメーカーの公式サイトや専門の外構業者へ確認し、最終的な判断は専門家にご相談のうえ進めてみてください。

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