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庭の実のなる木は風水では吉か凶か?おすすめの方角と配置を徹底解説

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庭の実のなる木は風水では吉か凶か?おすすめの方角と配置を徹底解説

こんにちは。お庭マエストロ、運営者の「なおと」です。

新しい家での暮らしや、リフォームを機に庭造りを考えるとき、「せっかくなら実のなる木を植えて、季節の収穫を楽しみたい!」と考える方は非常に多いですよね。自宅の庭で採れたレモンでハチミツ漬けを作ったり、真っ赤に熟れたベリーをヨーグルトに入れたりする生活は、まさに憧れのスローライフそのものです。しかし、いざ植えようと思ってインターネットや本で調べ始めると、「庭に実のなる木を植えると縁起が悪い」「家運を吸い取る」といった、少しドキッとするようなネガティブな言葉を目にして、不安になってしまうことも少なくありません。

私たちが毎日寝起きし、生活の基盤となる「家」と「庭」。そこに関わる運気や風水の影響は、できるだけ良いものを取り入れたいと思うのは当然のことです。実は、昔からの言い伝えには、当時の生活環境に基づいた合理的な理由があることが多く、現代の住宅事情やライフスタイルに合わせて正しく解釈すれば、決して恐れる必要はないケースがほとんどなのです。むしろ、植物の持つ生命力豊かなパワーを味方にできれば、庭は最強の運気アップスポットに生まれ変わります。

この記事では、そんな皆様の「植えたいけど不安」という疑問を解消し、植物のパワーを最大限に活用して、家族みんなが笑顔になれる庭づくりの方法をご紹介します。

ポイント

  • 風水的に「吉」とされる実のなる木の種類と、その具体的な開運効果
  • 運気を確実に上げるための、正しい方位(八方位)と植栽の配置テクニック
  • 「植えてはいけない」と言われる木の真相と、現代の住宅で楽しむための対処法
  • 庭がないマンションやベランダでも実践できる、鉢植えを使った風水術

庭の実のなる木を風水で選ぶおすすめ

庭にたわわに実る果実のある生活、想像するだけで心が豊かになりますよね。風水の世界において、植物というのは大地から「生気(せいき)」を吸い上げ、それを空間に放出する重要なラッキーアイテムとされています。観葉植物が部屋の気の流れを良くすると言われるのと同じように、庭木もまた、敷地全体のエネルギーバランスを整える大きな役割を担っているのです。

その中でも特に「実がなる木」は、花が咲き、受粉し、時間をかけて実を結ぶという「結実」の強力なエネルギーを持っています。これは、これまでの努力が報われて成果が出る、子孫が繁栄する、財産が実るといった、非常にポジティブな象徴として扱われることが多いのです。「実のなる木は縁起が悪い」というのはあくまで一面的な見方であり、選び方と扱い方さえ間違えなければ、これほど頼もしい開運パートナーはいません。ここでは、具体的にどんな木を選べば運気が上がるのか、おすすめの種類やその理由について詳しく見ていきましょう。

金運や子宝に良いおすすめの種類

金運や子宝に良いおすすめの種類

風水において、実のなる木はそれぞれ異なる「気」や性質を持っています。ご自身やご家族が今、どのような運気を高めたいのか、叶えたい願いに合わせてパートナーとなる木を選ぶのが、運気アップへの一番の近道ですよ。

まず、多くの方が気になる金運アップを狙うなら、間違いなく「柑橘類」が最強の選択肢です。ミカン、キンカン、レモン、ユズ、ダイダイなど、柑橘系の果実は熟すと鮮やかな黄色やオレンジ色になりますよね。風水では、黄色は「金」の気、オレンジは「良縁」や「人気」の気を司る色とされており、黄金色に輝く果実は、そのまま「富」と「繁栄」の象徴とされています。「西に黄色いものを置くと金運が上がる」という風水の有名な鉄則がありますが、西の庭に本物の黄色い実がなる木があれば、その効果は絶大と言えるでしょう。

次に、子宝や家族の繁栄、安産を願うなら、「ザクロ」や「モモ」が古くからの定番です。ザクロは、一つの実を割ると中には宝石のような赤い種が無数に詰まっています。この姿から、世界各地で「多産」「豊穣」「子孫繁栄」のシンボルとして大切にされてきました。妊活中の方や、家系を絶やしたくないと願うご家庭には特におすすめです。また、モモ(桃)は、中国では古来より「仙木(せんぼく)」と呼ばれ、邪気を払い、不老長寿をもたらす神聖な木とされています。桃の実は魔除けの力も強く、女の子の健やかな成長を願う「桃の節句」があるのも、こうした理由からです。

そして、日本の庭で古くから「鬼門封じ」として愛されている「ナンテン(南天)」も外せません。「難(なん)を転(てん)ずる」という語呂合わせから、災いから家を守り、平穏な暮らしをもたらす厄除けの木として重宝されています。白い実はスタンダードな厄除け、赤い実はさらに「火」の力が加わり、浄化作用が強いとされています。

運気別・おすすめ実のなる木リスト

目的に合わせて、以下のリストからお好みの木を選んでみてください。

  • 金運・商売繁盛:ミカン、キンカン、レモン、ユズ、ハッサク(黄金色の実がなるもの全般)
  • 子宝・安産・愛情運:ザクロ(多産の象徴)、ナツメ(中国では結婚式の縁起物)、イチゴ(親愛の情)
  • 魔除け・健康・長寿:モモ(強力な浄化)、ナンテン(難を転ずる)、オリーブ(平和と知恵)
  • 家庭円満・人間関係:ブドウ(たくさんの実が寄り添う)、ジューンベリー(家族団らんの象徴)

方角別に見る植える場所のポイント

「何を植えるか」が決まったら、次に重要になるのが「どこに植えるか」という配置の問題です。ここを間違えてしまうと、せっかくの吉木のパワーが半減してしまうどころか、場合によっては気の流れを乱してしまうこともあります。風水では「八方位(北・北東・東・南東・南・南西・西・北西)」それぞれに意味があり、相性の良い「五行(木・火・土・金・水)」が決まっています。

例えば、「水」の気を持つ北の方角に、「火」の気を持つ赤い実の木を植えると、水と火が喧嘩をして(相剋)、運気を消耗させてしまう可能性があるのです。逆に、相性の良い場所に植えれば、その方角の持つ良いエネルギーを何倍にも増幅させることができます。

家の中心から見て、庭のスペースがどの方角にあるかを確認し、以下の表を参考にベストな配置を検討してみてください。

方位 五行の属性 相性の良い実のなる木 期待できる風水効果と解説
ザクロ、ブルーベリー、 黒っぽい実のなる木 【信頼・貯蓄・子宝】 北は「水」の方角で、冷えやすい場所です。ここに子宝の象徴であるザクロを植えると、水の気が生命を育みます。また、ピンクや白の花が咲く木も、静かな北の気を活性化させます。
北東 (鬼門) ナンテン(白・赤)、ユズ、 ヒイラギ(実はならないが魔除け) 【変化・相続・不動産】 鬼門は神聖な場所であり、変化の起点です。ここを汚すと運気が下がります。浄化力の高いナンテンや、香りの強いユズを植えて、邪気を寄せ付けないようにするのが鉄則です。
レモン、サクランボ、ウメ、 リンゴ 【発展・健康・仕事運】 太陽が昇る東は「木」の気を持ち、若さと成長の象徴です。酸味のある実(レモンなど)や赤い実は、やる気を高め、情報をキャッチする力を強化してくれます。
南東 ナツメ、ザクロ、モモ、 ベリー類 【結婚・恋愛・人間関係】 「風」が運気を運んでくる南東は、良縁を司ります。香りの良い花が咲き、可愛らしい実がなる木を植えることで、交際運や結婚運がスムーズに流れるようになります。
オリーブ、カリン、 赤い実のなる木 【人気・知性・美容・名誉】 南は「火」の気を持つため、太陽を好む木と相性抜群です。オリーブのようなスタイリッシュな木や、カリンのような香りの良い実は、直感力を冴えさせ、才能を開花させます。
南西 (裏鬼門) ナンテン、オリーブ、ウメ、 実のなる低木 【家庭円満・母の運気・健康】 裏鬼門は「家庭」や「母」を表す場所。ここが乱れると家族の体調に影響します。低木で地面を覆うように植栽するか、ナンテンで安定を図るのがおすすめです。
西 柑橘類(ミカンなど)、クリ、 カキ 【金運・商売繁盛・娯楽】 「実り」を象徴する西。ここに黄色い実のなる木を植えるのは風水の王道です。収穫を楽しむことで心の豊かさも得られ、結果として金運がついてくると言われています。
北西 カキ、クルミ、クリ、 高級感のある木 【出世・事業運・主人の運気】 「主人」の方位である北西。ここには格の高い木や、実が硬い木(クリやクルミ)が合います。しっかりと根を張る木を植えることで、一家の大黒柱の地位が安定します。

五行(ごぎょう)とは? 古代中国の思想で、万物は「木・火・土・金・水」の5つの要素から成り立ち、互いに影響し合っているという考え方です。庭造りにおいては、その方角の持つ属性を「生かす(相生)」ような植物や色を配置することで、プラスのエネルギー循環を生み出すことができます。

庭木で人気のレモンやみかんの運気

庭木で人気のレモンやみかんの運気

ホームセンターや園芸店でもよく見かけ、庭木としても大人気のレモン、ミカン、キンカンなどの柑橘類。これらは食用として優秀なだけでなく、風水的に見ても「金運」と「繁栄」をもたらす、トップクラスに縁起の良い木であることをご存知でしょうか。

柑橘類がなぜこれほどまでに重宝されるのか、その理由は「色」と「香り」、そして「実のなり方」にあります。まず、熟したときの色です。鮮やかな黄色やオレンジ色は、まさに黄金(ゴールド)を連想させます。「西に黄色」の法則通り、西側に植えれば金運を呼び込み、南側に植えれば人気運や才能運を高めてくれます。

また、お正月の鏡餅の上に飾られる「ダイダイ(橙)」をご存知ですよね。ダイダイの実は、冬を越して春になっても木から落ちず、そこに新しい実ができて新旧の実が同時に成ることから、「代々栄える」=「家系が途絶えず、代々繁栄する」という非常に縁起の良い語呂合わせとして定着しています。この「実が落ちにくい」という性質は柑橘類全体に共通するエネルギーであり、受験生の「落ちない」お守りや、商売の「売り上げが落ちない」願いにも通じます。

さらに、柑橘類特有の爽やかな香りには、空間を浄化し、停滞した気をリフレッシュさせる効果があります。朝、窓を開けたときにレモンの香りが漂ってくる庭なんて、素敵だと思いませんか?その爽快感が住人の気持ちをポジティブにし、良い運気を引き寄せるのです。

おすすめの配置は、やはり西の方角が鉄板です。西からの西日を遮るように常緑の柑橘類の木があれば、西日の「熱気」を和らげつつ、金運の「実り」を蓄えてくれます。また、酸味のある実は「木」の気を活性化させるため、に植えても若々しい成長エネルギーを高めてくれるでしょう。

トゲのある品種には少しだけ注意が必要 レモン、ユズ、サンショウなどには鋭いトゲがある品種が多くあります。風水において、尖ったものは「鋭い気」を発し、邪気を払う効果があると同時に、人が頻繁に通る場所に植えると「人を寄せ付けない」「人間関係にトゲができる」とも解釈されます。 そのため、玄関アプローチのすぐ脇や、子供が走り回る場所は避け、少し奥まった場所や、泥棒除けを兼ねて裏鬼門(南西)や敷地の境界線付近に配置するのが賢い植え方です。「トゲなしレモン」などの改良品種を選ぶのも一つの手ですね。

邪気を払う桃やオリーブの風水効果

邪気を払う桃やオリーブの風水効果

「最近なんだか運が悪い気がする」「人間関係のトラブルを断ち切りたい」…そんな悩みをお持ちの方には、強力な浄化パワーを持つ桃やオリーブを庭に迎えるのがおすすめです。

桃(モモ)は、日本最古の歴史書『古事記』において、最強の魔除けアイテムとして登場します。イザナギノミコトが黄泉の国から逃げ帰るとき、追いかけてくる悪霊たちに桃の実を投げつけて撃退したというエピソードは有名ですよね。ここから、桃には「邪気を払い、災いを退ける力」があると信じられてきました。中国の風水でも「仙木」と呼ばれ、長寿と健康の象徴です。特に、気の入り口である玄関先や、鬼門である北東、または「木」の気を持つに植えることで、外から入ってこようとする悪い気を強力にブロックしてくれるでしょう。観賞用の「花桃(ハナモモ)」でも十分な効果が期待できます。

一方、洋風のモダンな住宅やナチュラルガーデンに似合うオリーブも、実は素晴らしい風水効果を持っています。オリーブの葉をよく見ると、シュッと細長く尖っていますよね。風水では、このように先の尖った葉は「鋭い陽の気」を発し、邪気を切り裂いたり、悪い気を跳ね返したりする効果があると考えられています。

また、オリーブは旧約聖書の「ノアの方舟」の物語で、鳩が加えて戻ってきたことから「平和」と「知恵」の象徴とされています。争いごとを沈め、家庭に平和をもたらしたい場合は、南西(裏鬼門)に植えると良いでしょう。さらに、太陽の光を浴びて育つオリーブは「火」の気とも相性が良いため、に植えることで知性や直感力、人気運を高め、クリエイティブな才能を引き出してくれると言われています。2本植えないと実がなりにくい性質も、「夫婦の木」としてパートナーシップを深める象徴になりますよ。

縁起の良い南天とざくろの配置

縁起の良い南天とざくろの配置

日本の気候風土に合い、和風・洋風問わず取り入れやすい最強の吉木コンビが「ナンテン」と「ザクロ」です。

ナンテン(南天)は、前述の通り「難を転ずる」の語呂合わせから、鬼門(北東)と裏鬼門(南西)封じの決定版として、昔から多くの家のトイレや風呂場の近くに植えられてきました。これは単なる迷信だけでなく、ナンテンの葉に含まれる成分に殺菌・防腐効果があることが経験則として知られていたためとも言われます(赤飯の上に南天の葉を置くのもそのためです)。特に水回りが鬼門にある場合、その近くにナンテンを植えることで、溜まりやすい「陰の気」や不浄な空気を浄化し、凶作用を和らげてくれるとされています。真っ赤な実は冬の庭に彩りを与え、視覚的にもエネルギーを与えてくれます。

ザクロ(石榴)は、実の中にルビーのような赤い種がぎっしりと詰まっている姿から、世界中で「多産」「豊穣」「復活」のシンボルとされてきました。風水では、の方角は「水」の気を持ち、秘密、受胎、性愛を司る場所とされています。ここにザクロの木を植える(または鉢植えを置く)と、ザクロの持つ生命力が水の気と交わり、子宝運や愛情運に恵まれるという説が非常に有力です。また、南東の方角に植えると、「ご縁」を運んでくる風に乗り、良縁や結婚運を呼び込んでくれると言われています。

ザクロは剪定が運気のカギ ザクロは非常に生命力が強く、放っておくと枝が勢いよく伸びて「暴れる」木です。枝が絡まり合ってボサボサの状態になると、風通しが悪くなり、気が乱れて逆にトラブル(人間関係のもつれや争い事)の元になるとも言われます。こまめに剪定をして、風が通り抜けるすっきりした姿を保つことが、ザクロのパワーを正しく引き出す開運の鍵ですよ。

庭の実のなる木と風水で避けるべき凶木

「庭に実のなる木を植えると縁起が悪い」という話を、祖父母や年配の方から聞いたことはありませんか?実はこれ、半分は迷信ですが、残り半分は先人たちの生活の知恵に基づいた、非常に合理的な理由があるのです。「なぜそう言われるのか」という理由(Why)を正しく理解すれば、現代の住宅でも恐れることなく実のなる木を楽しむことができます。ここでは、その背景を解き明かし、安心して育てるための対策をお伝えします。

庭に植えてはいけない凶木とその理由

庭に植えてはいけない凶木とその理由

風水や家相の世界で一般的に「凶木」とされるものには、植物の種類そのものよりも、その木がもたらす「環境への影響」に共通点があります。

  • 陰気が強すぎる木:枝葉が大きく茂りすぎて、家の中に日光が入らなくなる木。家の中が暗くなると「陰の気」が溜まりやすくなります。
  • 根が強すぎる木:家の基礎を持ち上げたり、水道管などの配管を傷めたりする可能性がある木。家の土台を揺るがすことは、家庭の安定を損なうことに繋がります。
  • 腐敗しやすい木:落ちた実がすぐに腐り、悪臭を放ったり、大量のハエや蚊、ボウフラを発生させる木。不潔な環境は運気を著しく下げます。

つまり、昔の人は単に「種類が悪い」と言っていたわけではなく、「住環境を悪化させる状態になること」を凶として戒めていたのです。例えば、「庭に大きな木を植えてはいけない」という言い伝えは、大木が家を覆ってジメジメさせ、住人の健康を害する(=病人が出る)ことを防ぐための知恵でした。

逆に言えば、「適切な大きさに剪定し、日当たりと風通しを確保し、落ちた実をこまめに掃除する」という管理さえできれば、ほとんどの木は凶木ではなくなり、むしろ生活を豊かにする吉木として扱うことができます。現代の園芸技術や道具を使えば、木のサイズをコントロールすることは難しくありません。

鬼門に実のなる木を植える際の注意

鬼門に実のなる木を植える際の注意

家の中心から見て北東にあたる「鬼門」。ここは風水において「変化」が生じやすい場所であり、神様や精霊が通り抜ける神聖なラインとされています。

鬼門に植栽をする際の絶対の鉄則は、「とにかく清潔で清浄に保つこと」です。実が熟して地面にボトボト落ち、それが腐って異臭を放ったり、虫が大量に湧いたりするような状態は、鬼門の気を汚し、家全体の運気を下げてしまう最悪のパターンです。これが「鬼門に実のなる木はダメ」と言われる最大の理由です。

鬼門(北東)での植栽・管理ルール

  • 浄化力の高い木を選ぶ:赤い実のナンテン、トゲのあるヒイラギ、香りの良い白梅などがベストです。これらは邪気を払う力が強いとされます。
  • 実の管理を徹底する:実がなったら、落ちる前に収穫するか、落ちた実はその日のうちに拾うくらいの気持ちで管理します。絶対に腐らせてはいけません。
  • 湿気を避ける:北東は日が当たりにくく湿気が溜まりやすい場所です。ジメジメを好む木や、鬱蒼としすぎる木は避け、風通しを良くしておきましょう。

もし現在、北東の方角に管理しきれないほど大きな実のなる木があり、掃除が追いつかないようであれば、思い切って強剪定をして小さくするか、造園のプロに相談して移植やお祓いをしてからの伐採を検討するのも一つの賢明な判断です。無理に植えておくよりも、すっきりさせた方が家の気は確実に好転します。

ビワやイチジクにまつわる迷信と真実

ビワやイチジクにまつわる迷信と真実

インターネットで検索すると必ずと言っていいほど「植えてはいけない木」として名前が挙がる、ビワとイチジク。この2つについては特に誤解が多いため、詳しく解説します。

ビワ(枇杷):「病人が出る」の真相

昔から「ビワを植えると病人が出る」と恐れられてきました。この迷信の主な由来は、ビワの葉が非常に大きく肉厚で常緑のため、家の近くに植えると室内への日当たりを完全に遮ってしまうことです。日光不足は心身の健康を損ないます。また、昔の家屋は基礎が簡素だったため、水分を好むビワの太い根が床下の湿気を吸い寄せ、家を腐らせたりカビを生えさせたりしたことも原因です。「ビワはおいしいから他人が勝手に入ってきて病気を移す」「ビワの葉を薬として求めて病人が集まるから」という説もあります。

対策現代のコンクリート基礎の家なら、根の問題はそこまで深刻ではありません。日当たりさえ遮らなければ大丈夫です。家の窓から離れた場所に植えるか、鉢植えでコンパクトに育てれば、ビワは黄金の実をもたらす素晴らしい吉木になります。

イチジク(無花果):「縁起が悪い」の真相

「無花果」という漢字の通り、「花が咲かずに実がなる(実際は実の中で花が咲いています)から、手順を踏まない=物事が順調にいかない」とか、「実の見た目が少しグロテスクでお化けが集まる」といった俗説があります。しかし、より現実的な問題として、イチジクは樹勢が強く根の張りが激しいことや、カミキリムシ(テッポウムシ)の被害に遭いやすく、幹に穴を開けられて木が弱ったり枯れたりしやすいことが挙げられます。枯れた木を庭に放置することは風水的に大凶です。

対策南西などの土の気がある場所に植えれば家庭運アップに繋がります。ただし、害虫対策は必須です。テッポウムシ予防の薬剤を使ったり、見回りを強化したりして、木を健康に保ちましょう。スペースが限られる場合は、鉢植え栽培の方が管理しやすく無難です。

マンションの鉢植えで運気を上げる

「うちはマンションやアパートだから庭がない…」という方も、諦める必要は全くありません。むしろ、風水において鉢植えは「移動できるパワースポット」として、非常に使い勝手の良い優秀なアイテムなのです。

特にベランダは、玄関に次ぐ「第二の気の入り口(取り込み口)」と呼ばれています。ここに実のなる木の鉢植えを置くことで、外からの良い気を取り込み、家の中に流し込むことができます。

ベランダの方角別・おすすめ鉢植えプラン

  • 東のベランダ:ブルーベリー、ワイルドストロベリー。 朝日を浴びる東には、成長の早いベリー系がおすすめ。「音」とも相性が良いので、ウィンドチャイムと一緒に置くと仕事運や若さをチャージできます。
  • 西のベランダ:レモン、キンカン、ミニトマト。 西日の当たるベランダには、やはり金運の黄色やオレンジの実。鉢の色を白や素焼き(テラコッタ)にすると、金の気をさらに高めます。
  • 南のベランダ:オリーブ、柑橘類。 日当たり最高な南には、太陽を好む木を。「対(つい)」で2つ置くと、人間関係や人気運のバランスが整います。

室内に置くなら? 観葉植物として実のなる木を室内(リビングや玄関)に置く場合、丸い葉や丸い実のなる木が「調和」を生み出します。コーヒーの木なども人気ですね。ただし、鋭いトゲのある木(ユズやレモンの一部)は、室内では「気を刺す」ため、リラックス空間には不向きです。トゲのある木は、邪気払いとしてベランダや屋外に置くのが正解です。

庭の実のなる木で風水を実践するまとめ

庭の実のなる木で風水を実践するまとめ

庭の実のなる木と風水について、その効果から注意点まで幅広く解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。不安だった気持ちが少しでも晴れ、「早く何か植えてみたい!」と思っていただけたなら幸いです。

最後に改めてお伝えしたいのは、風水の基本は「環境を心地よく整えること」にあるという点です。どんなに本に「縁起が良い」と書かれている吉木でも、枯れて茶色くなっていたり、毛虫だらけだったり、放置されて腐った実が地面に散乱していては、良い運気など入ってくるはずがありません。見るたびに「あぁ、掃除しなきゃ…」とストレスを感じるなら、それはあなたにとっての凶木になってしまいます。

逆に、世間で「凶木」と言われる木であっても、あなたが愛情を持って毎日手入れをし、剪定をして美しい形を保ち、収穫の喜びを感じているならば、それは家族を守り、笑顔を生み出す最高のシンボルツリーになり得ます。植物は生き物です。大切に扱えば、必ず良い「気」を返してくれます。

  • 金運を上げたいなら、西に柑橘類を。
  • 厄除けや安心感が欲しいなら、鬼門にナンテンを。
  • そして何より大切なのは、愛情を持って手入れをし、「気」を循環させること。

実がなった時の喜びを家族で分かち合い、「美味しいね」と食卓を囲む時間。その笑顔と感謝の気持ちこそが、どんな風水アイテムよりも強力な開運効果をもたらしてくれるはずです。ぜひ、ご自宅の環境に合わせて、無理のない範囲で実のなる木のある暮らしを楽しんでみてください。

※免責事項 本記事で紹介した風水や家相の効果は、一般的に伝えられている通説や思想に基づくものであり、科学的に立証された絶対的な効果を保証するものではありません。庭木の植栽や伐採により生じた事象については、最終的にはご自身の判断でお願いいたします。また、大木の伐採や移植など、専門的な技術や判断が必要な場合は、造園業者や神職などの専門家にご相談されることを強くおすすめします。

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