雑草のつるに咲く紫の花の名前は?見分け方と駆除対策を徹底解説

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雑草のつるに咲く紫の花の名前は?見分け方と駆除対策を徹底解説

こんにちは。お庭マエストロ、運営者の「なおと」です。

お庭の片隅やフェンスに、いつの間にか絡みついている雑草のつるや紫の花を見つけて、「これって何ていう名前なんだろう?」と不思議に思ったことはありませんか?紫色の花はどこか上品で、最初は「綺麗だな」と眺めていられるのですが、つる性植物の生命力は本当に凄まじいものです。放っておくと、せっかく植えたお気に入りの木を覆い尽くしてしまったり、どこまでも地面を這って広がっていったりと、お庭のバランスを崩してしまうことも少なくありません。

私自身、名前が分からないうちは「可愛いからいいか」と放置してしまい、後でその繁殖力に驚かされたことが何度もあります。カラスノエンドウのように春を感じさせるものもあれば、夏の暑さの中で元気に茂るヘクソカズラ、そして秋の訪れとともに現れるクズなど、季節ごとに顔ぶれも変わります。この記事では、私が日々お庭と向き合う中で出会った植物たちの特徴や、お庭の景観を守るためのちょっとしたコツをまとめてみました。正体が分かれば、きっとお庭仕事がもっと楽しく、スムーズになるはずですよ。

ポイント

  • 季節や見た目から雑草の名前を特定するポイント
  • トゲや毒を持つ注意すべき植物の見分け方
  • つる性雑草を根こそぎ枯らす効果的な駆除手順
  • 除草剤を安全かつ効果的に使い分ける具体的なコツ

雑草のつるに咲く紫の花を特定する名前図鑑

お庭の景色を彩る紫色の花たち。名前を知ることで、その植物が「そっとしておいて良いもの」なのか「早めに対処すべきもの」なのかが見えてきます。私が調べた季節ごとの特徴をシェアしますね。

春に咲くカラスノエンドウの種類と名前

春に咲くカラスノエンドウの種類と名前

カラスノエンドウ

春の暖かな日差しの中で、最初にお庭を賑わせてくれるのがカラスノエンドウです。正式には「ヤハズエンドウ」という名前ですが、一般的にはカラスノエンドウとして親しまれていますね。ピンクがかった紫色の小さな花が蝶のようにひらひらと咲く姿は、見ていてとても癒やされます。葉っぱの先端が矢筈(やはず)のようにへこんでいるのがチャームポイントで、そこから伸びる繊細な巻きひげで、周りの草花にそっと寄り添うように伸びていきます。

この植物、実はマメ科の仲間なんです。マメ科の植物は土を豊かにしてくれる性質があると言われていて、私の庭でも「元気に育っているな」と感じる場所にはよく生えています。ただ、その一方でアブラムシがつきやすいという一面も持っています。

アブラムシを狙ってテントウムシがやってくるので、自然のサイクルを感じるには面白い存在ですが、大切にしているバラやハーブに移ってしまうと少し困りもの。また、花が終わると小さな豆のサヤができ、それが真っ黒に熟すとカラスのように見えることからその名がついたと言われています。

観察して分かったカラスノエンドウの広がり方

そのままにしておくと、サヤが乾燥してパチンと弾け、中の種を遠くまで飛ばしてしまいます。翌年、意外な場所から芽を出しているのを見つけると「あぁ、あそこまで飛んだんだな」と感心してしまいます。

私の場合、お庭をスッキリ保ちたい場所では、花が咲き終わる前の柔らかい時期に、根元から優しく抜いてあげるようにしています。この時期の作業は土も柔らかく、手でも比較的簡単に抜けるので、お散歩ついでに少しずつ進めるのがおすすめですよ。ただ、稀にアレルギー反応が出る方もいらっしゃるかもしれないので、念のため手袋をして作業すると安心です。

カラスノエンドウは一年草なので、その年の種が落ちる前に対処するのが、翌年の発生を減らす最大のコツ。無理に一度にやろうとせず、楽しみながら向き合ってみてください。

秋に目立つクズの花や紫色の実の特徴

秋に目立つクズの花や紫色の実の特徴

クズ

夏の終わりから秋にかけて、圧倒的な存在感を放つのがクズです。万葉の時代から愛されてきた「秋の七草」の一つですが、現代のお庭においては、その凄まじい成長力に驚かされることの方が多いかもしれません。

大きな3枚の葉っぱがセットになった「三出複葉」が特徴で、太陽の光をたっぷり浴びて、1日に数十センチもつるを伸ばすと言われています。花は濃い紫色の穂のようで、近くに寄るとどこか懐かしい、甘いブドウのような香りが漂ってきます。

このクズ、実は世界的に見ても「非常に強い生命力を持つ植物」として知られています。地面を這ったつるが土に触れると、そこから新しい根を出してどんどん勢力を広げていくんです。私のお庭の近くでも、フェンスをあっという間に緑の壁に変えてしまったことがありました。

花は綺麗なのですが、他の植物を飲み込んでしまうほどのパワーがあるため、ガーデニングを楽しみたい場所では、少し早めに気にかけてあげる必要があります。

クズの強さを支える地下の秘密

なぜこれほどまでに強いのか不思議に思って調べてみたところ、地下に巨大な「芋(塊根)」を作ってエネルギーを蓄えているからなのだそうです。地上だけを刈り取っても、地下にこのエネルギー源がある限り、何度でも新しい芽を出してきます。

かつてはこの根からデンプンを採って「葛粉」として利用してきましたが、お庭で管理するのはなかなか大変な作業になります。秋が深まると花の後には毛深いサヤができ、中には種が詰まっています。

この種が広がる前に、そしてつるが太くなって木質化(木のようになること)する前に対処するのが、お庭を綺麗に保つポイントだと感じています。

クズを完全にコントロールするのは一筋縄ではいきません。特に根が大きくなってしまった場合は、無理に自分で解決しようとせず、時にはプロの業者さんに相談するのも、お庭と自分を守るための賢い選択だと思います。

猛毒を持つワルナスビの危険性と見分け方

猛毒を持つワルナスビの危険性と見分け方

ワルナスビ

紫色の花を咲かせる植物の中でも、特に注意が必要なのがワルナスビです。ナスに似た星型の淡い紫色の花を咲かせ、黄色い実をつけるのですが、その名前の通り、なかなか手強い性質を持っています。つる草ではありませんが、他の植物に寄りかかるようにして伸びるため、つる性の雑草を探している方の目に留まることが多いようです。

最大の特徴は、茎や葉の裏にびっしりと生えた「鋭いトゲ」です。これがかなり硬く、うっかり触れると痛みを感じるほどですので、見つけても素手で触るのは絶対に避けてください。

また、ワルナスビは全草に毒性を含んでいると言われています。見た目が少し美味しそうな黄色い実をつけるため、小さなお子さんや外で遊ぶペットがいるご家庭では、特に注意深く観察してあげてください。

「知らずに触って怪我をしないように」という知識を持っておくだけでも、お庭の安全性はぐっと高まります。私自身も、お庭の整理中にこのトゲに悩まされたことがありますが、その繁殖力と防御力には驚かされるばかりです。

ワルナスビの生命力と向き合う際の注意

この植物が「ワル」と呼ばれるもう一つの理由は、その再生能力にあります。地下茎が非常に発達しており、土を掘り起こした際に千切れたわずかな根の破片からでも、新しい芽が出てくることがあるそうです。良かれと思って耕したことが、かえってワルナスビを増やす手助けになってしまうこともあるんですね。そのため、安易に掘り返すのではなく、まずはその存在を正しく認識し、適切な方法を検討することが大切です。詳しい生態や地域での防除方法については、自治体の農業指導センターなどの情報を参照することをお勧めします。

(出典元:農研機構『飼料用トウモロコシ畑の厄介者ワルナスビの新たな防除法(PDF)』

種類が豊富なつる植物の季節別リスト

紫色の花を咲かせるつる性の植物は、まだまだたくさんあります。私がこれまでに見てきた、お庭で見かける代表的なメンバーを一覧にしてみました。季節ごとにどんな花が咲くのかを知っておくと、お庭の「変化」にいち早く気づけるようになりますよ。

季節 植物の名前 花・見た目の特徴 私なりの印象
クサフジ 青紫色の花が房状に集まって咲く 藤の花を小さくしたようで、とても繊細
ヘクソカズラ 中心が紫色の白い花。釣鐘のような形 名前はインパクトがありますが、花は可愛い
夏〜秋 ノアサガオ 鮮やかな紫色の大きな花が次々咲く 繁殖力が強く、一面を覆い尽くすパワーがある
ヌスビトハギ 淡い紫色の小花がまばらにつく 花の後の「ひっつき虫」に毎年悩まされます

クサフジ

クサフジ

ヘクソカズラ

ヘクソカズラ

ノアサガオ

ノアサガオ

ヌスビトハギ

ヌスビトハギ

特にヘクソカズラは、その名前の通り独特の臭いがあるため、「あ、近くにいるな」と鼻で気づくこともあります。ただ、その実が茶色く熟すと、どこかアンティークな雰囲気があってリースの材料に使われることもあるとか。

雑草として嫌われるだけでなく、見方を変えれば興味深い特徴をたくさん持っているのが、これらの植物の面白いところですね。自分のお庭に今どんな種類が生えているのか、このリストと照らし合わせて観察してみてください。

野菜として食べられるツルムラサキの栄養

ツルムラサキ

ツルムラサキ

お庭のつる草の中には、かつて野菜として栽培されていたものが野生化しているケースもあります。その代表がツルムラサキです。赤紫色の茎が力強く伸び、肉厚で光沢のある葉っぱが特徴的です。夏になると、淡いピンク色の小さな花を咲かせますが、これがまた控えめで可愛らしいんですよ。

こぼれ種で翌年も生えてくるほど丈夫なので、お庭の隅っこでいつの間にか自生しているのをよく見かけます。

ツルムラサキは非常に栄養豊富で、ビタミンやカルシウム、鉄分などがたっぷり含まれていると言われています。独特の土の香りと加熱した際に出る「ぬめり」が特徴で、夏場の健康野菜としてお浸しや炒め物にして楽しまれることも多いですね。

ただ、お庭に生えてきたものを食用にする際は、注意も必要です。似たような見た目でも全く別の植物である可能性もありますし、周囲で除草剤を使用していたり、衛生的に不安があったりする場合は、無理に食べるのは避けたほうが安心です。

もし「活用」を考えるなら

もしお庭のツルムラサキを食卓に取り入れたいと思った場合は、まずはそれが間違いなくツルムラサキであることをしっかりと確認しましょう。確信が持てない場合は、専門の図鑑を参照したり、詳しい方に相談したりすることをおすすめします。

お庭の恵みをいただくのは素敵なことですが、安全を第一に考えるのがお庭マエストロとしての私なりのルールです。野菜として楽しむ以外にも、紫色の実から採れる汁を布染めに使うなど、お子さんと一緒に自然体験として楽しむのも面白いかもしれませんね。

雑草のつるや紫の花を効率よく駆除する対策

見た目が綺麗な花でも、お庭の管理という点では「適度な距離感」が大切。ここでは、つる性植物と上手に付き合い、時にはお別れするための私なりのアプローチをご紹介します。

庭の景観を損なうつる性雑草の駆除方法

庭の景観を損なうつる性雑草の駆除方法

つる性雑草の駆除で最も大切なのは、「無理をしないこと」だと私は考えています。高い場所に絡みついたつるを力任せに引っ張ると、土が崩れたり、大切な庭木が傷んだりすることがあります。まずは、地際でつるを一度カットして、上部は枯れるのを待つのが、お庭へのダメージを抑える賢い方法です。枯れてからであれば、つるの粘りも弱まり、驚くほどスルリと取り除けるようになります。

また、コンクリートの隙間などから生えてくるつるは、根まで抜くのが難しいですよね。そんな時は、道具を工夫してみましょう。詳しい場所別の対処法は、コンクリートの隙間の雑草対策ガイドの記事でも詳しく触れていますが、隙間専用の道具を使うことで、腰への負担を減らしながら効率よく作業ができます。

一度綺麗にした後は、再び種が落ちないようにこまめにチェックする習慣をつけるのが、美しいお庭をキープする秘訣ですよ。

除草剤サンフーロンで頑固な根を枯らす対策

広範囲に広がってしまい、手作業では太刀打ちできない……そんな時の力強い味方が除草剤です。私が愛用しているのは、グリホサート系の「サンフーロン」などの液体タイプ。

これらは葉っぱから成分が吸収され、じわじわと根っこまで浸透して枯らすタイプなので、地下に強い根を持つつる草には特に相性が良いと感じています。散布してから数日で少しずつ色が変わり、やがて根っこまで完全に枯れていく様子を見ると、科学の力に感謝したくなります。

液体除草剤を使う際は、必ず製品のラベルを熟読し、指定された倍率や使用方法を厳守してください。散布する時は、周囲の枯らしたくない植物に霧がかからないよう、保護板を使ったり、風のない日を選んだりすることが何より大切です。

また、除草剤は土に落ちると成分が分解されるものが多いですが、それでも使用量や頻度には気を配りたいもの。ピンポイントで狙いたい時は、スプレーではなく「刷毛」で葉っぱに直接塗るというテクニックもあります。これなら大切な花を傷つける心配もありませんね。

安全な使用については、メーカーの公式サイトなどで最新の安全データ(SDS)などを確認する習慣をつけると、より自信を持ってお庭のお手入れができるようになります。

薬用や食用として活用できる植物の効能

雑草を単なる「邪魔者」として見るだけでなく、その背景にある文化や知恵を知ると、お庭仕事に奥行きが出てきます。例えばヘクソカズラ。あんなに強烈な臭いがあるのに、昔の人はその実を「しもやけ」などのケアに使っていたという話があります。

もちろん、現代ではより安全で効果的な市販のクリームがありますが、先人の観察眼には驚かされます。クズもまた、繊維を取り出して工芸品に使われたり、根が和菓子の材料になったりと、実は私たちの生活を長く支えてきた植物なんですよね。

お庭の管理に悩むなら、あえて別の植物で地面を覆ってしまう「カバープランツ」を取り入れるのも一つの手です。例えば、紫色の花を咲かせるツルニチニチソウなどを上手に配置すれば、雑草が生える隙間を減らしつつ、見た目も華やかに保つことができます。

詳しくは背の低い花でお庭を美しく保つ方法の記事でも紹介していますが、自然を力で抑え込むのではなく、植物の性質を利用して「共生」する。そんな視点を持つと、お庭との付き合い方がもっと楽に、豊かになるんじゃないかなと思います。

雑草のつるや紫の花に関する名前と対策まとめ

雑草のつるや紫の花に関する名前と対策まとめ

お庭の雑草のつるや紫の花について、私なりの視点でお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

春のカラスノエンドウから秋のクズまで、それぞれの名前や特徴を知ることで、お庭で今何が起きているのかが少しクリアに見えてきたなら嬉しいです。大切なのは、あまり神経質になりすぎず、それぞれの植物が持つ性質を理解した上で、自分にとって心地よいお庭のバランスを見つけていくことだと私は思います。

頑固なつる草に悩んだ時は、一人で抱え込まずに便利な道具や除草剤を賢く使ったり、時にはプロの手を借りたりしながら、焦らず一歩ずつ進めていきましょう。除草の後の仕上げには、防草シートを活用した雑草対策のコツなども参考にしてみてください。正体不明の植物への不安が、お庭をより良く知るきっかけに変わるはず。これからも、あなたのお庭が笑顔あふれる素敵な場所であり続けるよう、応援しています!

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